友達である大村光矢君の応援をするために、後楽園ホールに行ってきた。
エキサイティングな彼の試合には、いつもドキドキさせられるので、この日が来るのを楽しみにしていた。
思い切りのいいパンチを振り回して、相手を倒しにいくファイトスタイルが大好きなのである。
今回の試合は、第3ラウンドに動いた。
先にダウンを奪われたことで、火がついたように闘志を剥き出しにした光矢君は、雄叫びをあげながら相手に襲いかかった。
そして、すぐにダウンを奪い返すと、すでに朦朧としている相手に、容赦のない攻撃を見舞う。
最後には、相手を担架に乗せてしまうほどのパンチを食らわせ、見事なKO勝ちを収めた。
相手が倒れた瞬間には、心拍数が急上昇し、全身の毛が逆立つほどの衝撃を受けた。
不屈の闘志を持つ光矢君の試合を観ると、いつも興奮させられる。
この試合を制したことで、二回目となる日本タイトル挑戦に、大きく近づいたことだろう。
チャンピオンになった光矢君が、ベルトを巻く姿を、一日も早くみたい。
それがみられる日も、そう遠くないと、俺は確信している。
次の試合が、いまから楽しみなのである。
光矢君。
素晴らしい試合をありがとう!