Quantcast
Channel: 伊東ゆう Official Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 988

朝食券

$
0
0

この連休を利用して、二日間にわたり群馬県内の林道を走りました。


初日は天候にも恵まれ、エキサイティングな林道を存分に楽しむことができましたよ。


{BF359D84-C590-4A2C-9B3D-DB820E080607:01}

{D68C9AE2-6FC5-46BD-AF51-42969DD1AF90:01}

{33C83AEC-9BFB-4102-91F6-2DBEB3520A4E:01}

{52F4828C-8406-4592-B4CD-29DC7A8E0CAB:01}

{5C24426B-F8DE-4D18-BD46-091DAA7F72D3:01}


宿泊は、高崎駅前のホテル。

チェックインしてから近くの温泉で身体を休めたあと、ホテル近くの居酒屋で食事をとり、早めに解散して翌日に備えました。



二日目の集合は、午前六時半。

朝食会場で待ち合わせなので、朝食券を片手にエレベーターに乗り込みます。

「ご宿泊のお客様でしょうか?」

「はい」

「朝食券をお願いします」

「はい」

珍しく忘れずに持ってきた朝食券を自身満々に差し出す。

すると、甲斐甲斐しく朝食券を受け取ったウェイトレスのお姉さんが、恐縮した様子で俺に言った。

「あの、お客様。これ、違う券なんですけど……」

「え!?」

ウエイトレスさんが戻してきた券を改めて確認してみると、そこには「ディナー割引券」と書かれており、この場で使えないことが一目でわかった。

夕食のディスカウントクーポンと朝食券を間違えて持ってきたのである。

「部屋に戻って取ってきます……」

落ち込んだ様子を見せつけながら悲しげにアピールしてみると、途端に顔色を変えたウエイトレスさんが言った。

「ご宿泊のお客様でしたら部屋番号とお名前で入れますので……」

ウエイトレスさんの気遣いに救われ、なんとか朝食にありつくことができたが、朝一から完璧な自分に呆れたのは言うまでもない。

「さすがだなあ。ホント敵わないよ……」

一連の出来事を目撃した仲間の言葉が、落ち込む俺の心に突き刺さる。


{A9FEF3CD-2FF5-41A9-8AFB-5300A5AFE1AE:01}


今日の俺も、やっぱり完璧だ。











Viewing all articles
Browse latest Browse all 988

Trending Articles